【BLOG】ゲームと3DCGグラフィック

初めまして!何故かトップバッターになってしまいました。有限会社キュートのグラフィッカー、星です。

主にグラフィックのお仕事をしています、というと余りにもザックリとした説明なのでちょっとだけ触れてみます。今まで色々なお仕事をやらせていただいてきましたが、代表的なものは主に弊社リリースのゲームタイトル(エスカトスギンガフォース)における3DCGの大体の部分をやってるという説明が一番簡潔で的確な説明でしょうか。

「ゲームの3DCG」を作る上で映画などの映像作品と違う部分の私なりの解釈は、大雑把にいうと、表現の自由度に制限があるところです。この制限は主にゲーム機などのハードウェアの性能によるものです。映像の場合、長い時間を掛けて3DCGの計算した結果を2Dの画像に落とし込んで、それを連続で表示していますが、ゲームの場合は秒間60回、毎回コンピューターが計算して表示しています。つまり、快適にプレイできるゲームにするには、コンピューター側の性能に合わせて製作者側が表現に創意工夫をする必要があります。

例えば下の画像は私が作ったものですが、一見複雑そうに見える岩石地帯の風景も中身はかなり単純な形になっています。私が3DCGを始めた時、参考にしたときの作例の実際のデータを見た時は結構衝撃的でした。当時は今以上にハードウェアの性能が低かったので尚更でした。

こんな感じで私が今まで経験してきたほぼ独学で得た知識の話になりますが、次回以降、微妙にマニアックな話を私なりに色々語ってみたいと思います。

 

 

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